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アロマテラピー講座

アロマテラピー初級講座 〜香空間〜


    

1-1.精油について(その1)

精油とは?
精油はハーブ(薬用植物)、果実、樹木などから抽出した100%天然の香りを持つオイルのことです。精油は、植物の特殊な分泌腺と呼ばれるところで合成され、小さな袋(香りのポケット)の中に蓄えられています。それは葉の表面近くであったり、レモンのように果皮の表面近くであったりとさまざまです。


植物が独自の香りを出すのは、その植物に有益となる何らかの目的のためです。例えば誘引効果。これは甘い香りで昆虫や鳥を引き寄せ、受精を行い、種子を遠くへ運んでもらうためです。反対に匂いを発散して虫や鳥を避け、苦味によって摂食されることを防ぎ、カビや有害な菌が植物に発生するのを防ぐ効果を忌避効果といいます。他の植物との生存競争に勝つために、発芽や成長を止める効果や、暑い季節には精油を蒸発させて自らを冷却し、強い太陽の熱から身を守る働きもあります。
人間にとって有益な植物が多いのは事実ですが、常にそうであるとは限りません。精油は植物中の薬効成分が濃縮されているので、濃度が非常に高くなっています。アロマテラピーを安全に楽しむ為には、精油の取り扱いに関する基礎的な知識を身に付けましょう。


香りをイメージする
精油の芳香成分を体内に取り入れる方法として2つあります。ひとつは「香りを嗅ぐ」方法であり、もうひとつはキャリアオイルで希釈した精油を「皮膚から浸透させる」方法です。アロマテラピーをはじめて体験する場合は、まず精油の香りを嗅いで「香りのイメージ」を体験してみましょう。