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アロマテラピー講座

アロマテラピー初級講座 〜香空間〜


    

1-2.精油の香りと効用

精油は超微粒子で新油性という特性があることから、皮膚や鼻粘膜を通過し人体の中に入り込むことができます。

・.吸入による作用
精油の芳香成分を吸い込むと、精油成分はわずかながら鼻粘膜から吸収されます。嗅覚でとらえられますが、同時に精油成分は気管支から肺に入り、精油成分によっては咳しずめたり、痰をきるなどの薬理効果を得られます。さらに、少量の精油分子は、肺胞の薄い膜を透過して血管に入り全身に送られ、身体のなかでいろいろな働きをします。

嗅覚を通して精神・生理作用を得るには、二つの吸入方法があります。

・ 乾式吸入 アロマポット、ティッシュ等に香りを落として室内で芳香浴
・ 湿式吸入 お風呂、トリートメント(マッサージ)、ボールや洗面器に湯をはり精油を落として、フェイシャルスチームのように吸入


・.皮膚からの吸収
精油は一般的に植物油で希釈し、皮膚に塗布します。精油成分は、容易に皮膚内に浸透しそこで保湿成分を補ったり、引き締めなどの働きをします。さらに皮膚内に浸透した成分の一部は、皮膚にある末梢血管といわれる細い血管に入り、全身に作用します。精油を希釈する基材には、グレープシード油、オリーブ油、ホホバ油などの植物性の油や、ミツロウ(ビーワックス)、カオリン(鉱物性の粘土)、無水エタノール、ウォッカ、水(精製水、蒸留水、ミネラルウォーターなど)、塩(シーソルト、岩塩)、蜂蜜などがあります。通常、精油の安全濃度は1%とされています。

 

・.飲用
消化器からの吸収によって全身的な作用があります。現在日本では、精油の飲用および他の食品との摂取は奨励していません。飲用された精油成分は口、のど、食道、胃、小腸などの消化器の粘膜から吸収されます。食物と同様に小腸の壁から特によく吸収され全身に送られますが、吸入や皮膚からの吸収の経路に比べて精油成分の吸収率が高いため、医師の処方が必要です。