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今月のアロマ
冬のスキンケア 〜バラの香りで美しくなる〜
    

冬は肌の乾燥が気になる季節です。寒くなると皮膚の代謝が低下するため、皮脂の分泌量が減少し、皮膚の乾燥が進みます。夏に浴びた紫外線の影響が肌にあらわれのもこの季節。シミ、くすみ、しわとなって皮膚表面に現れてきます。肌は28日間周期で生まれ変わるので、毎日の食生活や睡眠の量と質に大きく影響されます。皮膚は体の一部ですから紫外線やエアコンなどの外界からのストレスばかりでなく、精神的ストレスにも影響を受けています。過度な精神的ストレスは、肌荒れや吹き出物の原因となります。心と脳と体が連携しているように、肌は脳で感じた快・不快をあらわしているのです。

美肌を作るには生活習慣の見直しからはじめます。十分な睡眠、適度な運動、栄養バランスを考えた食事を心がけましょう。良質のたんぱく質、ビタミン、カルシウムは肌をつくる大切な栄養素。食物からの摂取が鉄則です。新陳代謝が悪くなると肌の乾燥も進むので、体をあたため、基礎代謝を高める努力をしましょう。有酸素運動、ストレッチ、入浴をこまめに行うのが効果的。精神的なストレスを感じたら、目を閉じてゆっくりと3回深呼吸をします。全身の力を抜いて、ダラッと腕を落とします。それだけで、緊張がほぐれます。心と体を健康に保ってこそ美肌は生まれます。

湿度が低く空気が乾燥するこの時期は、いつものスキンケアにバラの香りをプラスしてお肌を労わってあげましょう。

バラの芳香成分には美を作り出すパワーが潜んでいます。主な成分は、シトロネロール、ゲラニオール、フェニチルエチル、ネロール、オイゲノールなど。心に対する働きは、情緒を和らげ、抑うつ、悲嘆、嫉妬、恨みなどの感情を緩和し、心を高揚させ、神経のストレスと緊張を和らげます。体に対しては緩下作用、強壮作用、抗うつ作用、止血作用、消炎作用、緩下作用、鎮静作用、利尿作用などがあるといわれています。また、ドーパミンの放出を促し、緊張とストレスを緩和させ、生殖器と内分泌を整えるといわれています。肌に対しては、収斂作用があり血液循環を活性化させ、あらゆる肌質を引き締め、きめを整えてくれます。

バラの精油を入れたオイルでちょっと贅沢なスキンケアをしませんか?ホホバ油15mlとローズヒップ油5mlをガラスの遮光ビン瓶に入れて、ダマスクローズ(ローズオットー)2滴(1滴=0.05cc)を入れ、蓋をしてから手のひらで包み込むように混ぜます。バラ精油はとてもパワフルなので、通常の精油の希釈濃度1%よりも薄めに作ります。作成年月日を記入したシールをボトルに貼って出来上がり。入浴後のリラックスタイムに、小さじ一杯ほどのオイルを指先で軽くマッサージしながらお顔全体に伸ばします。かさつきが目立つ部分は丁寧に。
ゆったりと気品漂うバラの香りに包まれて、暫しクレオパトラの気分を満喫しましょう。芳香成分が脳を活性化させ、自律神経、内分泌神経、免疫神経を健やかに保ち、生理的に快適な状態を作り出します。

バラの花は古代ギリシャの時代から飲み物やお菓子、お茶などに用いられてきました。のどの痛み、鼻、気管支、消化器系の炎症に効果的といわれています。今、話題のローズヒップは、野イバラの実を乾燥させたもので、淡いピンク色が美しく、ビタミンCが豊富で、良質のカルシウムとリン、体の感染の抵抗力を増加させる鉄分を含んでいますので、疲労回復や美肌作りに効果的です。

使用上の注意:通経作用があるので妊娠中の使用はお控えください。


◆バックナンバー
2006年9月 秋色の「森林セラピー®」いいやま北竜温泉 モニターツアー「アロマテラピーと玄米菜食で身体の中からきれいになる旅」のご案内
2006年2月 自然香水 − 心と体で感じる新しいアロマテラピー
2006年1月 新年を飾る和の香り 〜 松 〜
2005年12月 聖夜を彩るアロマ 〜乳香(フランキンセンス)〜
2005年11月 アロマで身体の冬支度 〜ジュニパーベリー〜
2005年10月 アロマで生活のリズムを整える 〜ゼラニウム〜
2005年8月 アロマで森林浴 〜サイプレス〜
2005年7月 涼を呼ぶアロマ 〜レモングラス〜
2005年6月 アロマで梅雨を快適に暮らす 〜ペパーミント〜
2005年5月 アロマでストレスを洗い流す 〜ラベンダー〜
2005年4月 アロマで春の眠気に負けない 〜ローズマリー〜
2005年3月 アロマで花粉症対策 〜ティトリー〜
2005年2月 アロマで風邪予防 〜ユーカリ〜
2005年1月 冬のスキンケア 〜バラの香りで美しくなる〜
バラは約7千年前、白亜紀に誕生し、北半球の野生のバラは氷河期に遭遇して寒さに強いものだけが淘汰され残ったと考えられています。バラの精油の主産地は、ブルガリア、フランス、モロッコ、トルコ、ロシアなどです。
原料となるバラは、ダマスクローズ、ガリカローズ、ケンティフォーリアローズなどいずれも原種バラです。ダマスクローズのバラの花びらを水蒸気蒸留で抽出したものが「ローズオットー」です。2トンのバラから採取される精油はわずかに400g。2000個のバラの花から2ml(ティースプーンに半分弱)の精油しか採取できません。