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ゼラニウム(ペラルゴニウム)の仲間は、世界中に数多くあります。原産地は南アフリカで、1690年頃、プラントハンター〈※注〉によってイギリスに渡り、その後改良が加えられて、1800年代に数多くの品種が生まれました。産業革命で豊かになった市民が戸建てを所有するようになると、それまで王家や貴族の特権とされてきた庭園造りが、ガーデニングとして普及しました。ゼラニウムは、丈夫で栽培しやすく、赤やピンクなど豊富な色彩の花を次々と咲かせることから、庭や窓辺を飾る花として人気NO.1でした。イギリスでは、街のあちらこちらにゼラニウムの見事なハンギングを見かけます。
※プラントハンターは、17世紀から20世紀にかけて王家や貴族をパトロンとして、アフリカや北米、中国そして日本など、世界各地を旅して種、苗を大変な苦労を伴ってイギリスに持ち帰りました。彼らが持ち帰った植物は、研究目的の他、装飾用に宮殿や貴族の庭園を飾りました。
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