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今月のアロマテラピー
オレンジの香りで心も身体も温かく
    

クリスマスシーズン、欧米では、オレンジポマンダーを窓辺やクリスマスツリーに飾り付けます。
オレンジにクローブ(丁子)を刺して、さらにシナモン・スパイスをまぶして乾燥させてもので、温かみのあるエキゾチックな香りには、殺菌・防虫・食欲を増進させる効果があります。
ポマンダーは、フランス語のポム(リンゴ)にアンバー(アンバーグリス)の香りをつけて作ったのが由来とされています。
その昔、貴族たちは、魔よけや疫病予防として、金や銀、象牙などで作ったポマンダー容器にムスクや乳香などで作った練り香を詰めて身につけていました。

アロマテラピーでは、親しみやすいスィートオレンジの香りは誰からも愛されています。
原産地はインドのアッサム地方で、現在の主産地はアメリカ、ブラジル、スペイン、イタリアなど。
学名はCitrus sinensi。精油は果皮を圧搾して抽出します。主成分はリモネン、ネロール、シトラールなど。
太陽をたっぷりと受けて育った爽やかでフルーティな香りは、気持ちをリラックスさせ、緊張感やストレスを解きほぐし、心に活力を与え、心や身体を温める作用があります。
オレンジの皮を剥いたときに広がる爽やかな香気は、それだけで元気がでてきますね。
また、ストレス性の胃痛や下痢などを緩和し、食欲を増進させるといわれています。
香り成分のリモネンは、殺菌作用・抗ウィルス作用・抗炎症作用・空気の浄化作用・鎮痛作用・抗菌作用・鬱滞除去作用があります。柑橘類の果皮に含まれるリモネンは、血管を拡張させ、血液の流れを促進させ、冷えた身身体を温めてくれます。また、殺菌作用・抗ウィルス作用・抗炎症作用・空気の浄化作用・鎮痛作用・抗菌作用・鬱滞除去作用があります。
昔から陳皮や橙皮は、鎮咳剤、風邪薬として珍重されてきました。日本では冬至に柚子湯に入る習わしがあります。血行が促進されて身身体が芯から温まりますね。柑橘類の果皮にはクエン酸やビタミンCが含まれているので、お肌もすべすべに!

オレンジの香りを生活に取り入れて、寒い冬を温かく過ごす工夫をしましょう。
電気式のアロマポットで芳香浴、また、加湿器の利用が便利です。
スィートオレンジ(2滴)に樹木系の香り(パインニードル、ヒノキ、乳香、ユーカリなど)(2滴)をブレンドします。
オレンジの香りは身体を温め、疲労を回復し、緊張感を解きほぐし、気分を明るくします。また、樹木系の爽やかな香りは、殺菌消毒作用がありますので、お部屋の空気を浄化します。ユーカリには、抗ウィルス作用があり、パインニードル、ヒノキ、乳香は喉や肺などの気管に働きかけます。風邪予防や免疫力アップに役立ててください。
橙色とも呼ばれているオレンジ色は、代表的な暖色です。
室内のインテリアにオレンジ色を上手には配色すると、体感温度がアップして、それだけで温かさを感じます。
オレンジ色は、コーポレートカラーとして使用される例も多いようです。それは、この色が元気をもたらし、心を開放的にして、また、充実感やエネルギーを呼び起こす色といわれているからです。帽子やマフラー、クッションやひざ掛けにオレンジ色を配色するだけ、なんだか元気になれそうですね。

Merry Christmas & A Happy New Year!


◆バックナンバー
2006年9月 秋色の「森林セラピー®」いいやま北竜温泉 モニターツアー「アロマテラピーと玄米菜食で身体の中からきれいになる旅」のご案内
2006年2月 自然香水 − 心と体で感じる新しいアロマテラピー
2006年1月 新年を飾る和の香り 〜 松 〜
2005年12月 聖夜を彩るアロマ 〜乳香(フランキンセンス)〜
2005年11月 アロマで身体の冬支度 〜ジュニパーベリー〜
2005年10月 アロマで生活のリズムを整える 〜ゼラニウム〜
2005年8月 アロマで森林浴 〜サイプレス〜
2005年7月 涼を呼ぶアロマ 〜レモングラス〜
2005年6月 アロマで梅雨を快適に暮らす 〜ペパーミント〜
2005年5月 アロマでストレスを洗い流す 〜ラベンダー〜
2005年4月 アロマで春の眠気に負けない 〜ローズマリー〜
2005年3月 アロマで花粉症対策 〜ティトリー〜
2005年2月 アロマで風邪予防 〜ユーカリ〜
2005年1月 冬のスキンケア 〜バラの香りで美しくなる〜

 

英国の家庭では、オレンジをモチーフにした壁紙やテキスタイルが好んで使用されています。その起源は、英国の国王ウィリアム三世が、オランダのオレンジ家の出身であったことに遡ります。オレンジの木はウィリアムとメアリー王妃が共同統治する英国で大流行しました。彼らが暮らしたハンプトンコート宮殿では、オレンジや月桂樹などの植物は、オランジェリー(暖房付の室内)に入れられて手厚く寒さから守られていました。 (アロマの源流を求めて−ハンプトンコート宮殿の華麗な庭園より)

http://www.apr-aroma.com/ lecture/09.html